※ガウリイが子供（10歳くらい…？）、リナはそのままという設定です。



「あっ！リナ！あれうまそう！」
「ん？…んーどれどれ」
いつもの癖で自分の隣を見上げてしまった視線を、慌てて下へ戻す。
あたしより頭ひとつ分は大きかったガウリイの身体は今、あたしの肘ぐらいまでしかない。
「ほらあそこ！ドーナッツがいっぱいあるぞ！」
ガウリイは店を指差して、目をキラキラと輝かせながらマントをぐいぐいと引っ張っている。
「あーはいはい、わかったから、食べたいなら自分で買ってきなさい」
そう言ってあたしは懐からガウリイの財布を出すと小さな手に預けた。
今は身も心も子供だから、財布を忘れたとか誰かに取られたなどという確率は確実に跳ね上がる。
本人は大丈夫だと言っていたのだが、どうしても心配でガウリイの財布はあたしが預かる事にしたのだ。
「おう！行ってくるっ！」
「あっコラ！危ないから走んないの！…もう」
子供なんだから、と続けそうになって、そういや今は子供だったんだと思いだして吹き出してしまった。
店先で真剣な表情でドーナッツを選んでいるガウリイを見て、こんな状態も悪くないかな、と思っていると、やがて紙袋を抱えたガウリイが走って帰ってきた。
「ただいまリナ！」
「ちゃんと買えた？」
「おう、ばっちりだぞ！あ、そうだ…」
財布と紙袋を持ち直して、何やらがさがさと紙袋を漁り出す。
「これ！おばちゃんがおまけでくれたんだ！リナにやるよ」
屈んだあたしの目の前にイチゴチョコがかかったドーナッツが差し出された。
「いいの？あたしが貰っちゃって」
「おう！」
「そう、じゃあいただくわ、ありがとう」
何だか妙に嬉しくて素直にドーナッツを受け取ると、ガウリイが思い出したようにまた紙袋を漁り出した。
「あと、これとこれ、リナの分な」
と言われてまた差し出されたドーナッツ達を見て、あたしは再び吹き出した。
「あんたねぇ、一体いくつ買ってきたのよ？自分の分は買ってきたんでしょーね？」
「リナがいっぱい食べるからいろいろ買ってきたんだ。ちゃんと自分の分もあるぞ」
確かめるように紙袋を覗いてみれば、ドーナッツはあとひとつしか残っていない。
「ひとつしかないじゃない」
「オレは1個でじゅーぶんだぞ」
「もう…ひとつでいいならひとつだけ買ってきなさい。そのふたつは自分で食べること」
そう言って立ち上がり、すたすたと歩き始めた。
「あっ！待ってくれよリナぁー！」
「…あたしはおまけとあんたの気持ちだけでじゅーぶんよ」
どんな時でもどんな事でも優先順位が変わらないなんて、本当にバカよね。
ぱたぱたと走ってくるガウリイの足音を聞きながら、あたしはぽそりと呟いてドーナッツをかじった。


***

見えるか…新たなる大地の地平線が…！！！（ぱらっぱ～ぱらら～ら～～）←謎のBGM


というわけで、いろいろいきなりですがこんばんわ。
このたび明夜さんは、すからさんのうちに入り浸りすぎてショタガウに目覚めてしまいました＼(^O^)／
（※勝手にリンク貼っちゃいましたすいません；；）
ショタガウは「リナー大好きだー！」オーラ全開でリナにぎゅーっと抱きついちゃえばいいよ。
そんでもってリナは超真っ赤になって「なっなっ何してんのよっ！！」って言いながらスリッパをお見舞い…したいんだけど見た目が子供だから何となく手を出しにくくてもうどーすりゃいーのよー！ってアワアワしていればいいと思うよ！！（長ッ）
子供の純粋って恐ろしい…。

あ、あとロリっこリナちゃんにも目覚めました＼(^O^)／
こちらはつばさよりもっと幼いといいと思うよ。うんうん。超いいと思う。
町に出ると100%親子と間違えられて「かわいい娘さんだねぇ」「いやーどうも」「ちっちがうのーっ！」みたいな押し問答が繰り返されるといいよ。
んで夜は一人じゃ寝れないんでぶちぶち言いながらも一緒に寝ればいいと思うよ！！
…それ犯ざ　親子だから無問題ーーーッ！！！

落ち着け、俺／(^O^)＼

…。

……。

よし！次は逆バージョン（リナが子供、ガウリイそのまま）書くどー！（Σちょ）
あと2人とも子供な話もいいと思います！！よし書いとけ私！！

だれか…だれか私を止めてくれ…ヽ(´∀｀)ノ ｱﾋｬｰ


あと10、11日に拍手とメッセをくれた方ありがとうございました！！
今「食べられてる」ところ的なものを書いてるのでお楽しｍ


ちゅどーーーーーーーーん！！！！


（※どうやらドラスレっぽい爆発があったようです。ちーん）