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目の前にあるのは、水面の内側。
太陽のような丸い光がゆらゆらと揺れて輪郭を曖昧にしている。
その揺れている光が、ゆっくりと小さくなっていく。
手のひらに収まりそうな大きさになった時、あたしは初めて、光が小さくなっている事に気付く。
あたしは、沈んでいる。
遠くに見える光以外、周りは真っ黒で、きっとここは海なんだと思う。
それなのに水に浸かっている感覚はしないし、そもそも呼吸をしているのだろうか。
あ、でも海の中じゃ息できないか。
なんてどうでもいい事を考えながら遠ざかる光を見ていると、自然と瞼がさがってくる。
眠いわけではないのに、意識が抜けるように落ちていく。
遠くの光が、一粒の点になっている。
光が消えるのが先か、あたしの瞼が閉じるのが先か。
同時に意識もふっと落ちる。
その直前か、それと同時か。
誰かがあたしの両手首を掴んだ。
「…ゆめ、だ…」
目を開いて、ついさっきまで脳内で繰り広げられていた出来事を分析して、その結果を呟く。
始まりから終わりまで、いつも何の変化もないこの夢を見るのは何回目だろう。
それが夢だと解っているけど、口に出さないといつも実感が持てない。
怖い程、現実的な感覚であたしの脳裏にこびり付いているから。
「はぁ…」
小さくため息をついて、視線を泳がせる。
カーテンの隙間から漏れる光が朝を告げていた。
「もう、朝なんだ」
何だかよく眠れていない気がする。
そう思いながら顔を横に向けて目の前にある寝顔を見ると、いつもあの夢の続きを考える。
あの時、夢の最後にあたしの両手首を掴んだのは。
「…そんなわけないか」
どこか意地を張っている自分に苦笑いをして、その場で背伸びをした。
そして身体を起こしてカーテンを開ける。
「今日も、生きていくんだ」
やっぱりまだ眠い感じがする身体には少々堪える朝日に向かって、そう呟いた。
***
ぐわぁぁぁ一か月ぶりですすいまへんorz
そして定番と言えば聞こえはいいが結局ネタがないんだろそれが好きなんだろあぁそうさ大好きさな毎度の夢ネタですいまへんorz
つーか結局バレンタインもホワイトデーも何もしてねェェェェ!!!
…期待していた方すいません…(TxT)
で、今回の話はアレです、元ネタはNEXT最終回のアレです。
もうねー、最終回はもはやトラウマですよホントもう…迂闊に見れない…(笑)
まあそんなことは置いといて。
いきなりですが、最終回でガウリイがリナを追いかける場面の後半って、水平に移動していくじゃないですか。
昔リアルタイムで見てた時はどうも思わなかったのですが、レボが始まる時に改めて見返してみたら、
何というか、あぁぁ~こうだったら(個人的に)もっとおいしいのにーーーと思っちゃったのですよ。
ここからは私の勝手な理想ですが、あの場面は水平じゃなくて、垂直に移動して欲しいんです!!
上から下に落ちていく感じで。だってL様だし、混沌の海だし(笑)
で、ガウリイが落ちていくリナ(というかL様)の手を掴んだ瞬間にすうっと消えてしまう。
(最終回だと掴んでから目を閉じて消えたけど、ここでは掴む前から目を閉じ始めてる)
そしてふと後ろ(位置的に上)を振り返るとリナが現れて、まだ目が覚める前にガウリイへダイブ。
んで2人ともひっついたままリナが目を覚まして…あとはまあ好きなようにやってくれよって感じ(笑)
とまあ個人的な妄想をうだうだと書いてしまいましたが、上記の妄想のリナサイドを書いてみたのが今回の話だったりします。
でも私の個人的な妄想は気にしなくてだいじょぶです。
…つーかいざ書いてみたら結構恥ずかすぃーなコレ…(汗)
つ、次はもっとこう、ガムシロ直飲みの刑ぐらいの甘い話が書けたらいいなぁっ!!(^ω^;)
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銀魂→銀神
で、文とか絵とか書いてます。
しょぼクオリティ&遅筆ですがよろしくお願いします。
ちなみに名前は「あきや」と読みます。
verschieden
↑スレイヤーズメインのサイト。ほぼ過去ログ置き場。