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目の前に右と左に分かれる道があった。
看板はないけど、どちらの道も人が通った形跡はあるから、恐らくどちらの道を進んでも村なり町なりには着くはずだ。
問題は、どっちに進むか。
今は特に急いでいるわけじゃないし、目的地があるわけでもないから、正直どっちでもいい。
うーん…どうしようかな。
あまり期待しないでちらっと右上を見上げる。
するとタイミング良く目が合った。
「リナが選んだ方な」
「へ?」
唐突に言われた言葉が一瞬理解できなかった。
「…ていうか、あたしまだ何も言ってないんだけど」
「言わなくてもわかるって」
何でも見透かしているような顔が納得いかない。
「何よそれ、じゃああたしが何て言おうとしてたか言ってみなさいよ」
「『ガウリイはどっちの道がいいと思う?』とかだろ?」
「うっ…」
まあわかってたけどさ…こうストレートに正解を言われると何かむかつく。
「…ふんっ!少しは自分の意思を持って物事を選びなさいよ!」
「オレはリナとずっと一緒にいたいから、リナが行く方を選んでるだけだぞ?」
「あっそ、じゃあもうガウリイには何も聞かないわよ」
あーあ、やっぱガウリイに聞こうと思ったあたしがバカだったわ…もーどっちにしようかな…。
…。
ちょっと待った、こいつ今何て言った…?
「どうした?顔、赤いぞ?」
「~~~っ!!さ、触るなぁ!このバカくらげっ!!」
不思議そうな表情でそっとあたしの頬に触れてきた手を叩き落とし、ついでにスリッパで脳天に一撃をお見舞いした。
…このモヤモヤした何かは、どこか悔しいけど、きっと嬉しいって気持ちなのかもしれない。
***
ふーようやくブログの設定がひと段落したよ(汗)
というかもう1月終わりなんですね…月末にかけてのゴタゴタで時間の流れから取り残されてるなぁ。
とりあえず当面はこちらで更新しますので、これからも生温い目で見守ってやってくださいm(_ _)m
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銀魂→銀神
で、文とか絵とか書いてます。
しょぼクオリティ&遅筆ですがよろしくお願いします。
ちなみに名前は「あきや」と読みます。
verschieden
↑スレイヤーズメインのサイト。ほぼ過去ログ置き場。
