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スレイヤーズと日常、ときどき銀魂。
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銀魂Best2を買ってからというもの、ベボベのStairway Generationばっかし聴いてます(笑)
OPで聴いた時はそんなにヒットしなかったのに今更何でツボってるんだか謎だ…。
そういやこの時の話ってトッシーが出てくるところだったよねw懐かしいwww

じゃなくってー!゚Д゚)ノノ"┴┴ガシャーン!!
前々回の日記で書いたゼロリナの背徳感をガウリナにすり替えたらっていうのを考えてて、いやでもガウリナで背徳感って何さ…という事になり、背徳感を感じる設定…先生と生徒か!という結論になりました(謎)
先生と生徒設定ってお約束だよねー!(笑)
んで大抵はガウリイが先生でリナが生徒で。まあ普通だな。
逆にリナが先生でガウリイが生徒って…昔読んだことあるようなないような…。
でもそのまんまの年齢設定だとリナさん飛び級でもしないと無理だから難しいなぁwww
いや逆にガウさんを高校生の年齢にしちゃえばいーのか。
って何それかわいいな…髪は今より短めでひとつに縛ってると尚良し!
…かわいい見た目のクセに腹黒そーだなーwwwww
エロい意味じゃなく凄い勢いでリナさんにがっついてそうwww

というわけで、つづきはつづきへ(笑)

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大きさの割に軽いダンボール箱を机に置くと、薄く積もった埃が軽く舞い上がった。
「いや~助かったわ~ありがとっ♪」
「どういたしまして」
手に付いた埃を払い落しながら窓の外を見れば、さっきまで少し夕焼けが残っていたのにすっかり暗くなっていた。
部活でいつも帰りが遅くなるとは言え、あまり遅くなると家でうるさく言われるが、この日課だけは欠かせない。
校舎の一階の隅にある理科室…の隣にある準備室。
部活帰りに必ず通るその部屋を窓の外から覗くと、彼女は大抵そこにいる。
職員室よりここの方が好きと言う彼女は、外国の大学を飛び級して卒業したとかで本来ならこんな偏差値の高いとはいえない高校で教師をしているのはおかしいと周りは言う。
オレも気になって一度訊ねてみたことがあったけど、その時の回答は「学校の先生って一度やってみたかったのよね~」という何ともお気楽なものだった。
だったらもっと有名な高校に行けばいいのに、彼女曰く「こっちの方がバカが多くて面白いじゃない」だそうだ…バカって、仮にも教師が言っていーのかそれ…。
こんな感じでハッキリとした物言いと裏表のない性格の彼女は生徒はもちろん教師にも人気がある。
「あーあったあった!こんなにあるなら仕舞ってないで使えばいーのに、勿体ない」
ちらっと横を見れば、オレが今棚から降ろしたダンボール箱の中から複雑な形のガラス容器を出している。
身長はオレの肩より少し低い程度で、体格だけなら立場は逆なんじゃないかと錯覚しそうだ。
オレとひとつしか年齢が違わない彼女…リナは先生というより高校の制服を着て高校生をやってた方が似合うと思うんだけどな…。
もちろん今の白衣姿も十分似合っているけど。
「なあ、それ何に使うんだ?」
「これ?明日3年生の実験で使うの。あんたにはまだ早いわよ…っていうかあんたじゃ3年になっても理解できないだろーけどね?」
くすくすと笑いながら教師として問題ありそうな台詞をサラッと吐く。
「う…仕方ないだろ、勉強は苦手なんだ」
ぽりぽりと頭を掻きながらそっぽを向く。
勉強は昔から苦手だし好きではない…高校だって推薦枠で入ったぐらいだ。
「はぁ…この天才的な頭脳の持ち主のあたしが懇切丁寧に教えてあげてるのによくぞまあ赤点を取り続けてくれるもんだわねーガブリエフ君?」
ぴくり、と耳が反応した。
腰に手を当て、ずずいっと身を乗り出して覗き込んできたリナの方を向く。
「…名前」
「へ?」
「2人の時は名前で呼んでくれって言っただろ?」
リナはオレが入学するのと同時に赴任してきた。
白衣を着ていなければ高校生と見間違えそうな見た目と、さっぱりとした性格と、あの笑った時の顔。
それは完全に一目惚れだった。
オレ自身見た目はそれなりに整っているだけあって取り巻いてくる女子も少なくないけど、はっきり言ってそんなのどうでもいい。
「…あんたはまぁぁぁだ諦めてなかったの?」
深いため息をついて呆れた口調で額に手を置いた。
「諦めるもんか。絶対にリナをオレのものにするんだ」
初めてリナを見た全校集会の終わりに自分に誓った言葉を口にする。
「なっ!?だ、誰があんたのものになるかバカっっっ!!」
顔を真っ赤にしたリナから手に持っていたガラス容器が飛んでくる。
「おっと!…ま、卒業まであと一年半あるしなー」
それを軽々とキャッチして机にそっと置くと、素早くリナの後ろに回り込んでぎゅっと抱きしめる。
「ちょっ!」
「それまでに早く諦めてくれよ?」
真っ赤に染まっている耳に囁いた。
「…あんたはもう…自分の立場がわかってないんだから…」
「そんなの関係ない」
「あたしをクビにしたいわけ?」
「バレなきゃいいだろ?」
「そーゆー問題ぢゃないっ!ていうかいい加減離しなさい!」
「嫌だ」
ばたばたと暴れ出したリナを押さえつけるように腕の力を強める。
「…じゃあ、名前で呼んでくれたら離す」
オレの言葉にリナの動きが止まる。
「…あんたってほんっとーーーにワガママよね」
「おう、リナにだけな」
「せめて先生ぐらい付けなさいよ」
「2人だけの時は名前で呼ぶって決めてるんだ」
「あっそ」
「リナもな」
「勝手に決めんな!」
「リナも言ってただろ?オレはワガママなんだ、リナにだけな」
「はぁ…本当に救いようのないバカだわ…」
「いいさ、バカで」
「それじゃ…バカついでにいい加減離して、ガウリイ」
どくり、と心臓が跳ね上がる。
未だに名前を呼ばれるだけで嬉しいだなんて、あと一年半やっていけるんだろうか。
まあ、ゆっくり慣れていけばいっか。
「リナっ!」
「っだあああああ!!名前呼んだら離すって言ったでしょーがっ!!とっとと離せぇぇぇ!!!」
再び暴れ出したリナを離さず、残りの学生生活のプランをじっくりと考え直そうと心に決めた。

***

ってちんたら書いてたらもうこんな時間かいいいいいいい!!!!!
…orz
つーか長ぇよ…何がっつり書いてんの…これぐらいの情熱でとっとと原稿書けよ(うっ…)
え、えーと、一応解説しておくとリナ18歳で飛び級して先生なう、ガウリイ17歳(2年生)で部活バカってとこです。
ガウリイの部活は何か好きなの当てはめてください(笑)
リナは理科系全般教えてます。でもメインは化学かと思われ。
職員室が嫌いではないけど理科準備室の方が落ち着くって言って放課後はほとんど準備室に入り浸ってます。
で、ガウリイがいつも通りかかるんで雑用(棚の上のあれ取ってーとか)を押し付けると。
リナにすればガウリイは便利(←ヒドイw)な生徒、ガウリイからすればリナに近づくいい機会だからとわざわざ通りかかりを装っていたり…何て計画的な犯行www
卒業したらトンデモナイ事になりそうですね☆←
いや、卒業前にうっかり食べr(ry

さーてそろそろ逃げますかーさようならっ!(やっぱり逃げる)
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自己紹介:
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しょぼクオリティ&遅筆ですがよろしくお願いします。
ちなみに名前は「あきや」と読みます。

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